「たまには顔を見せに来たら?美味しいイカ料理の店に連れて行ってあげるから」
久しぶりにかかってきた母からの電話の「美味しいイカ」という言葉につられて、両親が住む福岡県宗像市にやって来ました。
イカ料理といえば?と聞かれると、佐賀県の呼子と答える人が多いのですが、宗像も玄海の新鮮な魚介類が水揚げされるので、呼子も宗像もどちらも甲乙つけがたい美味しいイカがたべられる場所です。
知らなかったのですが、宗像で取れるイカは呼子にも送られているそうです。甲乙つけ難いのは当然ですね。
今回連れてきてもらったお店は「やひろ」。
やひろ
福岡県宗像市江口534-2
道の駅宗像より東に1km
国道495号線沿い 玄海ゴルフ場すぐそば
前日から「予約しておかないとイカがなくなるかもしれない」と心配症の母。
平日の昼間に2千円代後半の価格帯のお店がお客さんで溢れているという事は無いだろう、ましてや田舎。オフィス街のような人口密集地でもない場所なのに心配しすぎだろうと甘く考えていたら満席でした。
予約してくれていなければ入れないところでした。
これは期待できるな。
店内に入ると中央に大きないけすがあり、活きのいいイカがたくさん泳いでいます。調理の直前にいけすからすくい上げてさばいてくれるので、調理されたイカの足がまだ動きます。
大皿に盛られたイカの刺身を取ろうとすると、イカが「どうぞ」と言わんばかりに足をどかしてくれました。
イカさん「美味しくいただきます」
胴体部分を刺し身で食べたあと、イカのゲソ(足)や耳みたいな所は天ぷらにしてくれます。
刺し身もいいですが、天ぷらになったイカもまた絶品です。
だし汁に大根おろしと生姜を入れ、天ぷらをそっとくぐらせていただきます。
生姜がアクセントになって、くどさが無くいくらでも食べられます。
父のおすすめはテーブルに置かれているすこしピンクがかった岩塩でたべるイカの天ぷら。
岩塩で食べると、これまた違った味わいで箸が止まりません。
思い出しているだけで、お腹が空いてきました。
イカには肌に良い成分もいっぱい含まれています。
亜鉛は新陳代謝を助けてくれるし、ナイアシンが血行を促進させます。
ビタミンAは肌に潤いを与えて、タウリンが身体を元気にしてくれます。
良いものを食べて元気いっぱいになったので肌の調子もいい感じです。
あとは洗顔で汚れをしっかり落として、保湿ケアをすれるだけです。
毎日いいものを食べる事は出来ませんが、たまにはイイものですね。
この記事へのコメントはありません。